2013-06-24 ■ さよならソルシエ 1 (フラワーコミックス)作者: 穂積出版社/メーカー: 小学館発売日: 2013/05/10メディア: コミックこの商品を含むブログ (19件) を見る テオを主人公にするのは面白いなと思ったけど、事実歪曲が激しすぎて引く。 確かに印象主義は反体制だっただろうけど、旧体制の悪い絵画(ジェロームを代表するアカデミズム)と、それに対抗する新しい良い絵画(抑圧された中で人間の真実の価値を描いた正義の印象主義)、という構図は、嫌だな。二元論は良くても、そこに善悪を持ち込むのは、オエってなる。印象主義は正義でもなんでもないよ。 と、うっかりディスっちゃったけど、テオかっこいいし、そつなく面白いね。